鑑定疲れしていませんか?プロ占い師が実践する「ネガティブエネルギー」完全シャットアウト術

鑑定疲れしていませんか?プロ占い師が実践する「ネガティブエネルギー」完全シャットアウト術

「今日は5人鑑定したけど、なんだか体が重い…」 「クライアントさんの悩みが頭から離れなくて、夜も眠れない」 「最近、自分の感情なのか相手の感情なのかわからなくなってきた」

何よりも、気分が凄く憂鬱だ・・・

占い師として活動していると、こんな経験ありますよね。実は私も、駆け出しの頃は一日10人鑑定するとヘトヘトになって、「このままじゃ やべぇな…」と悩んだ時期がありました(今思えば、ただエネルギー管理を知らなかっただけなんですけどね)。

それがエネルギー疲れ、他人のネガティブなエネルギーを受けてるなんて考えもしなかったんですよね。

でも安心してください。クライアントの重いエネルギーを受け取ってしまうのは、感受性が豊かで共感力の高い占い師さんほど経験する、いわば「職業病」的な現象なんです。そして、これは正しいプロテクション法を身につければ、確実に解決できる問題でもあります。

この記事では、プロの占い師として長く活動するために必要な「エネルギープロテクション」の実践法を、鑑定前・鑑定中・鑑定後の時系列に沿って具体的にお伝えします。読み終わる頃には、「明日からこれを試してみよう!」と思えるような、即実践可能なテクニックが身についているはずです。

簡単に言えばリフレッシュです。
だけど「エネルギー疲れ」であることすら知らない占い師さんは非常に多いです。

なんとなく、疲れたな、気分が憂鬱だな ぐらいにしか考えてないんですけど、それがどんどん蓄積していくと「はぁ…体がダルイ… なんだかヤル気が起きない」とそのままフェードアウトしてしまう占い師さんが実は非常に多いと思います。

大事なのは 「エネルギー疲れを自覚すること」「プロテクションの方法を知ること」この2つを解説しますので、ぜひ実践してみてください。

目次

なぜ占い師はネガティブエネルギーを受け取りやすいのか?

職業特有の「人の重荷を背負ってしまう問題」

占い師をしていると、クライアントさんの悩みを「自分のことのように」感じてしまうことってありませんか?

普通の人との会話だと、相手が「仕事がつらい」と言っても「大変ですね」で終わりますよね。でも占い師として鑑定していると、相手の辛さがまるで自分の胸にも重くのしかかってくるような感覚になるんです。

これは、占い師が相手の気持ちに深く入り込もうとするからなんですね。良いアドバイスをするために、「この人は今、どんな気持ちなんだろう?」って一生懸命考えて、相手の立場になろうとする。

でも、この「相手の気持ちになる」ということを一日に何人も続けていると、だんだん自分の心の中に、みんなの重い荷物がどんどん積み重なっていくんです。

朝は軽やかだったのに、夕方には「なんだか肩が重い」「気持ちがどんよりする」「夜になってもクライアントさんの悩みが頭から離れない」。これが人の重荷を背負ってしまっている状態なんですよね。

本来なら、クライアントさんが帰る時に、その人の悩みも一緒に持って帰ってもらうはずなのに、なぜか自分の心の中に残ってしまう。一日何人も鑑定していると、これが積み重なってしまうんです。

優しすぎることの落とし穴

「この人の力になりたい」「少しでも相談者の気持ちを楽にしてあげたい」という気持ちが強い占い師さんほど、クライアントの悩みを我が事のように感じてしまいます。この気持ちは占い師がリピート客を獲得するためでもあり、相談者さんへ寄り添ったアドバイスをするためのどちらもであります。

よって真剣に占い師として「成功」したい人はこの辺の気持ちが顕著に現れています。

この優しさは占い師としての素晴らしい才能なんですが、同時に自分自身がしんどくなる原因でもあるんですよね。

私の知り合いの占い師さんは、こんなことを言っていました。

「クライアントさんが泣き始めると、なぜか自分も涙が出てきちゃうの。相手の悲しみが自分の胸にも響いて、まるで自分も同じ体験をしているような気持ちになるのよ」

これって、まさに相手の感情をそのまま受け取ってしまっている状態なんです。

例えて言うなら、雨に濡れて震えている人を見て、自分も一緒に濡れて震えてしまうような感じ。本当は傘を貸してあげたり、温かい場所に案内してあげればいいのに、一緒に雨に濡れてしまっては、お互いに風邪を引いてしまいますよね。

占い師も同じで、相手の辛さを理解することは大切だけれど、一緒に辛くなってしまっては、相談者さんと一緒になって暗い気持ちに落ちて行き良いアドバイスが出なくなってしまいます。

そして何より、自分自身が疲れ果ててしまいます。

占い師はあくまで第三者の意見として相談者にアドバイスするべきです。

相談者の気持ちに寄り添うことは大事ですが、占い師が社会のバランス感覚を乱してしまうと、相談者の思念に巻き込まれてしまう結果になります。

やはり占い師である以上、相談者の気に当てられる ことも日常的にあることです。
しかし、そこは頭の片隅にでも「ビジネスである」と言うことを念頭に置いて、負の感情をしっかりブロックするべきです。

鑑定前の心のリセット:自分を整える準備

鑑定を始める前に、まずは自分自身を「まっさらな状態」にリセットしましょう。前のクライアントさんの影響が残っていたり、自分のプライベートの気持ちが混ざっていると、良い鑑定が出来なくなることもあります。

1. 心と体を落ち着かせる

お水を飲む まずはコップ一杯のお水をゆっくりと飲みましょう。水には浄化の力があると言われていますし、何より気持ちが落ち着きます。「今から新しい鑑定が始まる」という区切りにもなりますよね。

深呼吸でリセット 椅子に座り、足の裏全体を床にぴったりつけて、ゆっくり深呼吸を3回繰り返します。吸う時は「新鮮なエネルギーを取り込んで」、吐く時は「いらないものを手放す」イメージで。

これだけで、ふわふわした気持ちから「しっかりと地に足のついた」状態に切り替わります。所要時間はたった1分程度ですが、効果は抜群ですよ。

2. お守り代わりのアイテムを活用

パワーストーンを手元に 水晶、ブラックトルマリン、オブシディアンなどの石を手に握ったり、鑑定テーブルの近くに置いておきましょう。「今日も良い鑑定ができますように」という気持ちを込めて触れると、心が安定します。

神社の塩でお清め 神社でいただいた清めの塩を、ほんの少し舐めるか、指先につけて額に軽く塗る方法もあります。「心をクリアにしてから鑑定に臨む」という意識づけになりますね。

3. 自分だけのルーティンを作る

慣れてくると、これらの準備を組み合わせて、自分だけのルーティンができあがります。「お水を飲んで、深呼吸して、水晶に触れて、『今から良い鑑定をします』と心の中で宣言する」といった流れが30秒ほどでできるようになりますよ。

大切なのは、「今から鑑定モードに入る」という気持ちの切り替えです。この小さな習慣が、一日の疲れ方を大きく変えてくれるんです。

鑑定中のプロテクション:境界線を維持する

1. 意識的な距離感の維持

鑑定中は、「共感するけれど同化はしない」という絶妙なバランスが重要です。

実践のコツ:

  • クライアントの話を聞く時、心の中で「あなたの悩みは理解できます。でも、それはあなたのものであり、私のものではありません」と区別する
  • 相手の感情に巻き込まれそうになったら、一度深呼吸して先ほど作ったプロテクションバリアを思い出す

同じような体験を過去にしていたなら、なおさら共感してしまって相談者に引き込まれてしまうこともあります。
そうなると当事者のような感覚を呼び起こしてしまい、相談者と一緒に暗い気持ちに引きずられてしまいます。

気持ち的には通常通りでいても、実際には完全に引き込まれてしまっていることもあります。
気付かないうちに引き込まれてしまわないように一定の距離感を心の中で保つことは大事なことです。

2. エネルギーの循環を意識する

一方的にエネルギーを受け取るのではなく、常に循環させることを意識しましょう。

具体的な方法:

  • 相手から受け取った情報やエネルギーを、アドバイスや癒しのエネルギーに変換して返すイメージを持つ
  • 鑑定中、定期的に足の裏から大地にネガティブなエネルギーを流すイメージを行う
  • 4秒呼吸法、4秒吸って、4秒止めて、4秒で吐き出す
  • どこかで冷めた自分、冷静な自分を持っておく

鑑定後のプロテクション:完全なリセット

1. 即座のエネルギーカット

鑑定が終わったら、すぐにエネルギー的な繋がりを断ち切ります。

簡単なテクニック:

  • 手をパンパンと2回叩く
  • 「鑑定は終了しました。お互いのエネルギーは完全に分離されました」と心の中で宣言
  • 深呼吸を3回して、身の回りにイメージしていた、バリアを一度解除し、新しく張り直すイメージ

2. 浄化とリセットの習慣化

毎鑑定後に行うこと:

  • 手を水で洗う(水には浄化作用があります)
  • 軽く体を動かして、溜まったエネルギーを流す
  • 好きな香りを嗅いで、自分の状態に戻る
  • 可能なら少し大きな声を出す
  • 腹から短く強く息を吐き出す フッ!

一日の終わりに行うこと:

  • 塩風呂に入るか、塩で軽く体を擦る
  • 今日受け取ったエネルギーを全て大地に返すイメージングを行う
  • 「今日も良い鑑定ができました。明日も新鮮な気持ちで臨みます」と感謝の言葉を唱える

プロ占い師としての長期的な自己管理

定期的なメンテナンス

月に1-2回は、より本格的な浄化やリセットの時間を作りましょう。

おすすめの方法:

  • 自然の中で過ごす時間を作る(海や山、公園など)
  • 占い以外の趣味に没頭する時間を意識的に作る
  • 信頼できる先輩占い師さんや、同業者との情報交換

燃え尽きを防ぐマインドセット

「完璧に全ての人を救おう」という考えは、実は自分も相手も苦しめてしまいます。

大切な心構え:

  • 私たちは「きっかけ」を与える存在であり、最終的に人生を変えるのはクライアント自身
  • 毎回完璧な鑑定である必要はない。大切なのは誠実さと継続性
  • 自分自身が健やかでいることが、最高のサービス提供に繋がる

実際、私も以前は「全ての人を幸せにしなければ」というプレッシャーで苦しんでいましたが、今思えば、それは傲慢だったかもしれません。私たちにできるのは、その人が持っている力を引き出すお手伝いをすることなんですよね。

鑑定で疲れを感じた時は可能な限り休憩を取り息抜きも大事な仕事です。

疲れてたり、相談者から受けた負の気を受け続けている状態では、相談者の満足度も低くなりますし、満足度が低いと評価されると、あなた自身も占い師としての信用を落としてしまう結果に繋がります。

特に予定がないのであれば、頑張り過ぎずにさっさと切り上げてしまう勇気も必要です。

まとめ

今日お伝えした「エネルギープロテクション」は、占い師として長く活動するための必須スキルです。

要点をおさらいしますと:

  • 鑑定前: 鑑定前の心のリセット
  • 鑑定中: 共感と同化の区別、エネルギーの循環意識
  • 鑑定後: 即座のエネルギーカットと浄化の習慣化
  • 長期的: 定期メンテナンスと持続可能なマインドセット

最初は「面倒だな」と感じるかもしれませんが、慣れてくると呼吸するように自然にできるようになります。そして気づいた時には、一日30人鑑定しても疲れない自分に変わっているはずです。

自分がイライラしてるな?怒りっぽいな?と感じた時は「負の気」に当てられてる状態ですので、常に自分の状態に注意を払って下さい。

意外と気付いていない占い師さんは非常に多いと私は思います。

占いを始めた当時の私も振り返ってみると「イライラしている事が多かった」のを覚えています。
今になって思うと、あれは負の気に当てられていたのだな と今になって思います。

あなたの素晴らしい感受性と共感力は、占い師としての大きな武器です。ただ、それを適切にコントロールする術を身につけることで、より長く、より多くの人に愛されるプロの占い師として活動していけるんです。

今日から、まずは一つでも試してみてくださいね。あなたの占い師人生がより充実したものになることを、心から応援していますよ。

で〜びす金星王
講師
占い師という仕事は、私の人生を色鮮やかに変えてくれました。人の心に寄り添い「ありがとう」と涙ながらに感謝される経験は、何にも代えがたい私の宝物です。

現在はその後進の育成に情熱を注いでおり、教え子から「お客様に心から感謝され、占いだけで自立できました!」と輝く笑顔で報告をもらうことが、何よりの喜びとなっています。この記事が、あなたが豊かさへの一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。

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