「この人にお願いしたい!」と思わせる”世界観”の作り方 – プロフィールと発信内容の黄金律

「この人にお願いしたい!」と思わせる"世界観"の作り方

「占い師として活動しているけれど、なかなかお客様に選んでもらえない…」 「SNSで発信しているのに、反応が薄くて心が折れそう…」1度でも良いから客様から「あなたにお願いしたい」と言われてみたい。

そんな風に感じているあなた、実はとても多くの占い師さんが同じ悩みを抱えているんです。私も駆け出しの頃は、「的中率90%!」とか「霊視で全てお答えします!」なんて、今思えば恥ずかしいプロフィールを書いていた時期があります(笑)。

でも、気づいたんです。お客様が占い師を選ぶ基準って、実は「当たるかどうか」だけじゃないんですよね。むしろ「この人になら、安心して相談できそう」「この人の言葉なら、素直に受け取れそう」という世界観に惹かれているんです。

この記事では、お客様から「この人にお願いしたい!」と思ってもらえる世界観の作り方を、具体例とともにお伝えしていきます。読み終わる頃には、あなたの魅力が伝わるプロフィールと発信内容のコツが掴めているはずですよ。

目次

あなたは「何屋さん」ですか? – 専門性の明確化が第一歩

なぜ「なんでも占います」がNGなのか

「恋愛も仕事も人間関係も、なんでも占います!」 こんなプロフィールを見かけることがありますが、実はこれ、お客様にとってはとても選びにくいんです。

想像してみてください。胃の調子が悪い時、「内科も外科も皮膚科も全部診ます」という病院と、「胃腸の専門医です」という病院、どちらを選びますか?きっと後者ですよね。

占い師も同じなんです。お客様は「この分野のことなら、この人が一番詳しそう」という安心感を求めているんです。

求められてるのは専門家です。同じ占いでも「不倫専門」「復縁専門」「恋愛専門」など非常に多岐に渡ります。その中から「特にコレが得意」と言ったジャンルを設定することが重要です。

このように分野を絞ることで、「自分が求めている情報だ」と自然と目に留まりやすくなります。これは心理学でいう「カクテルパーティー効果」が働くからです。

「〇〇といえばあなた」のポジションを作る

まずは、あなたが最も得意で、かつ情熱を持って取り組める分野を一つ決めましょう。

例えば:

  • 「アラサー女性の婚活専門」
  • 「HSPさんの人間関係サポート」
  • 「40代からのキャリアチェンジ応援」
  • 「復縁関係のお悩み」

私の知り合いの占い師さんで、「離婚を考えている女性専門」として活動している方がいるんですが、その分野では本当に信頼されていて、口コミだけでお客様が途絶えないそうです。

復縁の相談をしたい相談者にとって「恋愛専門占い師」「復縁専門占い師」とプロフィールにあったら、どちらの占い師に相談したいですか?

ジャンルとしては恋愛は恋愛で、復縁も恋愛に含まれるのは理解していても、復縁専門の占い師にお願いしたいと思いませんか?

ジャンルは絞ることで「訴求力」が強くなる

お客様の言葉で話していますか? – 専門用語を封印する勇気

「アセンション」「波動」は伝わらない

占いを学んでいると、ついつい専門用語を使いたくなりますよね。でも、ちょっと待ってください。

お客様の多くは、スピリチュアル初心者さんです。「アセンション」「波動が重い」「チャクラが詰まっている」なんて言われても、「???」となってしまうんです。

お客様の「普段使いの言葉」に翻訳する

専門用語を、お客様が日常で使う言葉に置き換えてみましょう。

翻訳例:

  • 「波動が重い」→「なんだか気持ちが沈みがちで」
  • 「エネルギーバランスが崩れている」→「心と体のリズムが乱れている」
  • 「カルマの解消」→「過去の経験から学びを得て、前に進む」

こうするだけで、ぐっと親しみやすくなりますし、お客様も「この人は私の気持ちを分かってくれる」と感じてくださるんです。

逆張りパターンも存在します。あえて難しい専門用語 + 簡単な解説 をすることで、この人は本当に専門家なんだな? 凄く研究してる人なんだなと「良い意味で勘違い」してくれます。

もちろん上記の「普段使いの言葉」を合わせて使うことで、より親近感(相談しやすい)状況を作れます。

「誰のために、何を提供するのか」を言語化する

ペルソナ設定の重要性

「20代〜60代の女性」というターゲット設定では、ぼんやりしすぎているんですね。

もっと具体的に、たった一人の理想的なお客様像を描いてみてください。

例: 「32歳、都内在住のOL。恋愛では真剣交際を望んでいるけれど、なかなか結婚につながる出会いがない。婚活アプリも試したけれど疲れてしまった。友達には相談しづらくて、一人で悩んでいる。本当は結婚して温かい家庭を築きたいと思っている。」

ここまで具体的にイメージできると、この方に向けたメッセージが自然と浮かんでくるはずです。

ペルソナは簡単に言えば「お客様像」です。

都内在住のOL お給料は?と想定することで鑑定料金を決めやすくなったり、どんなお客様が欲しいか?を想像することで具体的なお客様像をイメージし、あなたが得意とする顧客を獲得出来るようになる戦略です。

得意とするジャンルのお客様を獲得することで、鑑定の質が上がり相談者からも感謝されリピート率もアップする施策です。

相談(得意) → 満足度UP(お客様の満足) → リピートにつながる → レビュー評価も上がり新規相談も増えます。

提供価値の明文化

あなたがその人に提供できる価値を、具体的に言語化しましょう。

例:

  • 「自分らしい恋愛スタイルを見つけて、無理をしない婚活ができるようになります」
  • 「本当の自分を受け入れてくれる相手との出会い方が分かります」
  • 「恋愛に疲れた心を癒し、再び前向きな気持ちになれます」

あなたの鑑定を受けるとどうなるか?

お客様目線で言えば、この人に鑑定をお願いしたら悩みが消える?願いが叶う?明確なアドバイスが貰える?

一貫性のある発信で信頼を積み上げる

ブレない軸を持つ

SNSでの発信内容がコロコロ変わってしまうと、お客様は混乱してしまいます。

「この人は結局、何の専門家なの?」と思われてしまっては、せっかくのフォローも無駄になってしまいますよね。

7:3の黄金比率

発信内容は、以下の比率がおすすめです:

専門分野の情報:7割

  • お悩み解決のヒント
  • 専門分野に関するお役立ち情報
  • お客様の変化事例(プライバシーに配慮して)

人となりが分かる内容:3割

  • 日常の出来事(専門分野と絡めて)
  • 価値観や想いの表明
  • 失敗談や学びの体験

今日からできる!世界観構築アクションプラン

ステップ1:専門分野を決める(今週中)

  1. あなたが最も情熱を持てる分野を3つ書き出す
  2. その中で最も経験豊富な分野を1つ選ぶ
  3. 「〇〇専門」として名乗れるかどうか確認する

ステップ2:ペルソナを設定する(今週中)

  1. 理想のお客様を具体的にイメージする (どんな悩みを相談されたい?)
  2. その方の悩みと望みを詳しく書き出す
  3. その方が使う言葉や表現をリサーチする

ステップ3:プロフィールを書き直す(来週末まで)

  1. 専門分野を明記する
  2. 専門用語を日常語に置き換える
  3. 提供価値を具体的に表現する

ステップ4:発信内容を統一する(継続)

  1. 専門分野に関する投稿を週5回
  2. 人となりが分かる投稿を週2回
  3. 月1回は発信内容を振り返って調整する

まとめ

お客様から愛される占い師さんに共通しているのは、明確な世界観を持っていることなんです。それは決して派手である必要はなく、一貫性があって、お客様の心に寄り添えるものであることが大切なんですね。

「でも、私にはそんな特別な才能なんて…」と思われるかもしれませんが、大丈夫です。あなたがこれまで歩んできた人生の中には、必ず誰かの役に立てる経験や気づきがあるはずです。

それを丁寧に言葉にして、必要としている方に届けていく。その積み重ねが、あなただけの素敵な世界観を作り上げていくんです。

今日からできる小さな一歩を、ぜひ踏み出してみてくださいね。あなたを必要としている方が、きっとどこかで待っていますから。コピー

で〜びす金星王
講師
占い師という仕事は、私の人生を色鮮やかに変えてくれました。人の心に寄り添い「ありがとう」と涙ながらに感謝される経験は、何にも代えがたい私の宝物です。

現在はその後進の育成に情熱を注いでおり、教え子から「お客様に心から感謝され、占いだけで自立できました!」と輝く笑顔で報告をもらうことが、何よりの喜びとなっています。この記事が、あなたが豊かさへの一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。

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